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白痴

坂口安吾原作の手塚眞による「白痴」です。

あまりにも映像がスタイリッシュすぎて、いかがなものか?
手塚ワールド全開な作品。
あまりにも映像が洒落てるので、泥臭い粗い作品好きな私は、
やや敬遠気味で観るも、やはり映像の見事さに気がつくと引き込まれている。

ちょっと、悔しい。いかにも、気取った文学少年少女が飛びつきそうな作品だと思っていた分、敬遠していた作品なだけに見終わったあと、ラストの爆撃シーンに圧巻された自分が・・・

坂口安吾のあの不思議なパラレルワールドを独特なあの映像で、
手塚風に見事にまとめ上げてます。
さすが、構想に10年近くかけた作品です。

ストーリー的には、???に思う人も多いだろうけど、
手塚の映像だけで充分、楽しめる作品でしょう。

戦争というテーマをベースに撮った作品のそこかしこには、
タルコフスキーのサクリファイスを思わせるカットや、最後の爆撃シーンなんかは、
博士の異常な愛情を彷彿させられるものを感じたの私だけでしょうか?

作品全体の評価というよりも、手塚眞の映像が全てな作品。
音楽のプロモみたいな映画でした。

***

で、主演は邦画のスーパースター浅野忠信なんですが、
この作品のなかの彼(伊沢)は、生気を感じない物静かな青年役で、
これが、また某工場横で一緒に暮らしていたナカガワ君に性格も、容姿も良く似ていて、観ていて非常に胸が詰まる想いでした。(中川君は、浅野に似ているのです。)

邦画っていうのは、洋画と違ってホントある意味自分と隣り合わせの位置付けになるので、心情や環境や役どころに非常に感情移入というか、オーバーラップしてしまいがちなので、ある意味敬遠していたジャンルなんですが、この頃は何故か、マイ邦画ブームの到来です。

映画の感想や評価も洋画と違いどうも、感情的な面で見てしまうところがあるので、どうもレビュとしては、いかがなものかと思うのですが、
まあ、人それぞれの楽しみ方があってもいいかなあと、ま感想文みたいなものか。w

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コメント

こんにちわ~吐く血 ←なんだか誤打がおもしろくてとっとく
白痴で邦画ですか。白痴の本途中で投げたたから映画から入るのもいいかも。
罪と罰はかなり努力して読破したのでした。
最近は作り物っぽいドラマが多かったし、(批判するほど見てないのに) 私にはオーバーラップする程の想い出もなくv-16TVのミステリーものは結構好き。
来年は近くにレンタル屋ができることを願う。車出してまで行く気がしないのはやっぱ根が面倒臭がりなのね。
なんか自分の文章がちゃんと繋がってるのか不安でもありますが、これにて・・・・v-222

それもまた、楽しからずや。

★ofumiさん

それもまた、楽しみ方の一つだよね。
映画で観る。っていうのも。
ものによっては、原作とおちが違ってたり、
ベツモノっていうこともあるけど、取っ掛かりやすかったりするかも。

私も、案外原作知らずして、映画でカンドーっていうのもあれば、また逆に原作の方が素晴らしいじゃん。ってこともあるよ♪

映像に乗せた方が、あたまに入りやすい作品もたくさんあるし。同じ、原作で監督やキャストが違えば雰囲気も全然違うし、見比べてみるのも面白いと思うヨン。

早く、近くにレンタル店できるといいね。

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